反ユダヤ主義を問題にした映画『紳士協定』

ドクターSドクターS

みなさん元気かな〜?
今回もまた前回に引き続き、レトロ映画の紹介じゃぞ。
ほーっホッホッホ。

以前紹介した、『十字砲火』という映画と同じ年の
1947年に公開された映画で、

こちらも、”反ユダヤ主義”について問題提起した内容となっておる。

十字砲火より、もっともっとさらに、ユダヤ人問題を掘り下げた内容じゃ。
始めから終わりまで「ユダヤ人差別問題」で一貫しておる。

なにせ、主人公のジャーナリストが自らユダヤ人になりきって、
差別を実体験をするという、体当たりもんなのだ。

話は仕事だけにおさまらんぞ。

ユダヤ人になるきることで、
せっかく婚約した相手とも大喧嘩してしまうし、
自分の子供もいじめられてしまう。

ユダヤ人というだけで、とことん差別されてしまうじゃな、と痛感したわい。

この主人公は「見て見ぬふり」をする人たちが差別を助長していると
考えているのだが、
ユダヤ問題に限らず、これはいじめの本質なのかもしれんなぁ。

ドクターSドクターS

ユダヤ人差別があったとはいえ、アメリカは今や、
ユダヤ人が750万人ほど住んでおる、ユダヤ人大国じゃ。

なにせ、本国イスラエルの次に多いのがアメリカなのだ。

やはり、「自由と平等」の精神がアメリカ人の魂に根付いておるからなのかなぁ。

かたや、日本にいるユダヤ人は1,000人ほどと言われておる

なんと少ないのじゃ。

これはなぜじゃろうなぁ。
日本が単一民族の国だからか、英語があまり通じないからか。
あるいは、同調圧力の強い民族性があるからか・・・。

わしにはまだよくわからんので、これから考えていこかのぉ。

お!そういえば、神戸にシナゴーグ(ユダヤ教の会堂)があるぞ!

実は、4年くらい前に、わしはそこに行ったことがあるんじゃ。

周りからシナゴーグの建物をじろじろ眺めておったんじゃが、
いきなり、ユダヤ人らしきひげもじゃおじさんに話しかけられてなぁ。

「Can I help you ?」と何回も言われて、
びっくりして、「NO!NO!」と言うて逃げてしもうたわ!

あはは。恥ずかしすぎるな💦

ドクターSドクターS

話が脱線してもーたが、この映画はさすが古いぞ。
見ておったら、「ピリピリ」とか「パリパリ」とか、「チリチリ」みたいな、
映像の破裂音みたいなのが聞こえてくる。

あと、映画のBGMがなく、俳優さんたちの演技とセリフの音だけなので、
そこも古さを感じるわい。

この時代はまだ映画音楽が発達しておらんかったんじゃな。

そういえば、映画音楽でもユダヤ人が活躍しておったのだぞ。

お〜っと、またまたどんどん脱線してしまな。

ワッハッハ。

では、この辺で終わりとしよう。ほな!

画像出典「Amazon」