映画『死刑執行人もまた死す』大戦中真っ只中での反ナチ映画

ドクターSドクターS

お〜い!お二人さんよ〜!

おもしろい映画を見つけたので、
ちょっとわしの話を聞いてくれ〜〜!

チロ丸チロ丸

ほいほ〜い。売るほど時間があまっている、ボクが聞いて差し上げよう!

すぬ子すぬ子

”売るほど!?”

びっくりするセリフやわ💦
チロ丸はすでに隠居生活かいな!?

チロ丸チロ丸

うらやましやろ?

すぬ子ちゃんはいつもいつも生き急ぎすぎやねん。

人生は長いで〜。

もっとゆったり構えとかなアカンわ。

あはははは!

ドクターSドクターS

う〜ん💦

どっちもどっちじゃなぁ。

2人の中間くらいが一番えんじゃがな💦

って、そんな話はええじゃよ!

実はな、なかなかパンチの効いた興味深い映画を
見つけたんじゃよ。

この前、『ナチス第三の男』という映画を
紹介したじゃろ?

それと同じ、”ハイドリヒ暗殺事件”を題材にした映画で、
『死刑執行人もまた死す』という映画だ。

実はこの映画、第二次世界大戦真っ只中の
1943年にアメリカで作られたんじゃが、

1942年のハイドリヒの暗殺を受けて、
反ナチスを標榜する映画として公開されたんじゃ。

大戦中なので、実話としてではなく、あくまで、
架空の人物がナチスの高官ハイドリヒを殺し、
ゲシュタポ(ナチスの警察)その犯人を探す、
というストーリーじゃが、非常に良くできておるぞ。

さすが、ナチスの風刺映画だからじゃろうが、
ゲシュタポの人間たちのジェスチャーが
やたらに大袈裟で、

しゃべり方もちょっとマヌケな感じで、
いかにもコントっぽいんじゃよ。

あと、もっと言うと、見た目からして
間が抜けてる感じがするわい。

ゲシュタポなのに、
なぜか憎めないおじさんたちって感じかのぉ。

あはははは!

あ、こんなに笑ってはいかんな💦

あ、あと、もう一つ、これは真面目な話、
チェコ人が「絶対にナチスには屈しない!」と
市民たちが勇ましく戦う姿は、心打たれるぞ。

”不当な権力には立ち向かう!”という
意志が強く現れている映画だと思うわい。

まぁ、百聞は一見にしかずなので、
一度見てみておくれ。

すぬ子すぬ子

へぇ。なんか、真面目なのか、
ふざけてんのかよくわからんけど、

第二次世界大戦中にわざわざ作られた映画ってだけで、
興味はわくよね。

チロ丸チロ丸

ほんまほんま。

ボクに取ったら、戦争中って食べることにも困るくらいの
イメージやのに、映画作れんの!?
ってびっくりしたわ💦

ドクターSドクターS

まぁ、それは、アメリカ本土は
戦地になっておらんからな。

しかし、すぬ子ちゃんが言うように、
大戦中に作られるほどの強いメッセージを込めた映画
だということは間違いないんじゃろうな。

あ、そうじゃそうじゃ。

あと、実はナチス高官ハイドリヒの暗殺は、
他にも、

『暁の七人』

『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』

でも映画化されておるんじゃ。

この前の『ナチス第三の男』を入れると、
4本の映画があるということじゃな。

それだけ注目されている史実というわけじゃ。

わしはまだ見ていないが、興味があれば
また見てみるとよいぞ〜。

さぁ、今回はこの辺にして。

最後に恒例のユダヤジョークで〆ておこう!

親の値打ち

息子と連れて動物園に出かけた父親は、
ライオンの檻の前でいろいろと熱心に説明していた。

「ライオンは百獣の王って言われてるんだぞ。
動物の中で一番強くて獰猛だからさ。

もしこの檻がなかったら、
人間のおれなんざ、コマ切れみたいに
噛みちぎられちまうよ。」

息子はひどく不安そうに、顔をゆがめた。

「パパ、もしそうなったら、
ボク、何番のバスで帰ればいいの?

すぬ子すぬ子

あはははは!

お父さんの心配ちゃうんか〜い!?

って感じやな。

父萎える・・・!

画像出展「Amazon」

参考文献:「ジョークジョーク」