ハイジャックからの奇跡の救出!映画『エンテベ空港の7日間』


チロ丸チロ丸

すぬ子ちゃ〜ん!
この前のユダヤの映画、やっぱりまたすごい面白かったわ。

最近、ボク、ユダヤに完全にはまってきたで。
もっともっと、ユダヤ人のこと知りたいもん。

すぬ子すぬ子

へぇ。びっくりやわ。
さぼりのチロ丸がどないしたん!?
大地震でも来るちゃうの💦

チロ丸チロ丸

そんな怖いこと言わんといて〜や〜。
そんな冗談ぜんぜんおもしろないで!

すぬ子ちゃんは他にもいろんな映画知ってるやろ?
また教えてや。

すぬ子すぬ子

もちろんええよ!
ほな、今回は、これ教えてあげる。

『エンテベ空港の7日間』

もちろん、解説はドクターに登場してもらうで⭐️

ドクターSドクターS

今回はわしの出番が早くきたなぁ。
でもって、チロ丸よ、珍しくやる気になっておるじゃないかい。
めでたいことじゃわ。

わっはっはっは。

さて、では、この映画のことを簡単に説明してやるかのぉ。

2人とも、イスラエルのネタニヤフ首相のことは知っておると思う。
ハマスのテロ事件以降、日本のニュース番組でもよく登場しておるしな。

さて、では、ネタニヤフ首相のお兄さんのことは知っとるかい?

チロ丸チロ丸

いやいや、ドクター。
そんなん知ってるわけないやん。誰が知ってんねん!?

ドクターSドクターS

ははは!さようか。
実はな、ネタニヤフ首相のお兄さんはイスラエルの軍人で、
この映画に出てくる奇襲作戦で、亡くなってしまったのじゃよ。

すぬ子すぬ子

へー!そうなの!?びっくりだわ。
だから、ネタニヤフ首相って、テロには絶対に屈しない!って
がんばってるのかな。
2023年10月以降のハマスとの戦いだって、絶対引かないよね。

ドクターSドクターS

ネタニヤフ首相は、昔、
『テロリズムとはこう戦え』という本を書いているのだが、
これを読むと、「テロ組織と徹底的に戦う」という姿勢が
彼のスタンスであることがよく理解できるぞ。

すぬ子すぬ子

えー!ドクターS、その本どんな本か教えてほしいわ!

ドクターSドクターS

すぬ子ちゃんは、好奇心旺盛じゃなぁ。
この本についてはまた今度話してやろう。

今回はこの映画についてじゃな。

この映画は、1976年、イスラエル人が乗ったエールフランスがハイジャックされ、
アフリカのウガンダにある、エンテベ国際空港に連れて行かれた話じゃ。

イスラエル軍が人質奪還のため、飛行機を飛ばして
エンテベ国際空港まで行くのだが、

その距離なんと4,000キロ以上。

北海道の稚内から沖縄の那覇まででも、
3,000数百キロじゃから、それよりまだまだ遠くまでだ。

しかも、何せ、バレないように到着して、
奇襲攻撃をかけるというのだから、兵士たちの精神的な
負担ははかりしれんな。

物理的な燃料の問題などもあるじゃろうし、
そもそも、他国に侵入するのだから、
この作戦を考えた人は、鉄のメンタルじゃな。

「実際、こんな無謀な作戦がうまくいくはずは・・・」と
言うておる人は映画にも登場しておるぞ。

すぬ子すぬ子

そんな無茶ぶりもこなしてしまうのがユダヤ人なんやろうなぁ。
ほんまに強いわ、ユダヤ人。

ドクターSドクターS

まぁ、しかし、そんな屈強さが
周りとの”あつれき”を生んでいるのも事実じゃな。
わしは、この映画に登場するパレスチナ人テロリストが
ドイツ人テロリストに言うセリフが印象的じゃ。

『虐殺から生き延びたユダヤ人は、自分たちの苦しみを俺たちに与えた。
もともと苦しめたのは俺たちじゃない』

土地の取り合いに翻弄されている人びとの苦悩がなんとも言えぬのじゃ・・・。

今もまだ続いてるハマスとの戦いもまさにこれじゃ。

地球が滅びるまでにユダヤ人とパレスチナ人はうまくやることができるのじゃろうか・・・。

チロ丸チロ丸

ドクターS!おーい!

今その話し出したら、永久に映画なんて見られへんやん💦

その話はまたおいおいしていってや。

ドクターSドクターS

おーーー!そうじゃった、そうじゃった。

ワシが今ウジウジ考えても、どうにかなるものでもないしな。
みなでこれから少しずつ考えていこう。

さ、映画じゃな。

あ、そうそう、この映画、オープニングがなかなか衝撃的じゃぞ。

イスラエルのダンスグループの踊りから始まるのじゃが、
一度見たら忘れられんぞ。曲も心臓に響くような曲じゃ。

YouTubeも見つけたので、リンクをはっておくぞ。

画像出典「Amazon」