映画『ゼロ タウン』イスラエルとパレスチナ、分かり合えたらどんなにハッピーか

レバノン内戦についての映画、第三弾!

ドクターSドクターS

さ〜〜〜〜て。

今回もまた”レバノン”ネタじゃ。

チロ丸チロ丸

なになに?またレバノン内戦の映画?

ボクはいつでもウェルカムやで!
なんせ暇やからなぁ!
なんでも聞いて差し上げまっせ👂

最近レバノンの内戦の映画多いな。

この前は、『レバノン』と『戦場でワルツを
教えてもらったもんな。

どっちも面白かったけど、
なんせ独特やったわ💦

すぬ子すぬ子

あら、珍しくチロ丸にしてはよ〜覚えてるやんか🌀

ドクターSドクターS

ほーホッホッホ。

たしかに、チロマルにしては腕を上げとるな!

映画としては、ハリウッド映画とは違って、
イスラエルの映画は雰囲気が独特じゃからな。
それで記憶に残りやすいのかもしれんな。

あとは、そもそも、”レバノンの内戦”というのは
日本ではあんまり関係ない話にされがちじゃからな。

それで、レバノン内戦ってなんじゃ???
と頭が働いて覚えておるんじゃないか。

ま〜しかし、日本にとってはそれほど関係なくても、
イスラエルにとっては大問題じゃ。

レバノン内戦に当事者として介入するってことは
大変なんじゃよ。

ほらほら、この前の映画2つでも見たじゃろ。
イスラエルの兵士が殺されたり、怪我をしたり、
戦争が終わってもPTSDを患ったり・・・。

戦争するっていうのは、それだけで打撃なんじゃな。

でもって、終われば一件落着か?
といえば、全くそんなことはない。

なんと、レバノン内戦の途中に、イスラエルに敵対する
”ヒズボラ”という武装組織が誕生したんじゃ。

レバノンの内戦自体は、
1990年になんとか集結した。

しかし、その後も、”ヒズボラ”という組織は残っており、
2023年10月7日のハマスのテロ行為後、
ヒズボラともやりあっておったじゃろ。

憎しみは憎しみを産む・・・。
負の連鎖とはこのことじゃな。

どんな映画?

ドクターSドクターS

さ〜て、では、この辺で、
簡単に映画の説明でもしようかのぉ。

今回の映画は、『ゼロタウン』という題名の作品で、
世にも珍しいコンビが誕生するぞ!

チロ丸チロ丸

え?なに?コンビって、
”ツインズ”みたいなやつ?

あの映画、デッカイのとチビのコンビやろ?

すぬ子すぬ子

その映画1989年くらいの映画じゃない?
古すぎるやん💦

アーノルド・シュワルツネッガーさんは確かに
めちゃくちゃ有名やけど。

ドクターSドクターS

ほーホッホッホ!

シュワちゃん!
わしももちろん知っとるぞ!!!
ツインズも見たし、あとは、やっぱりあれじゃな、
『ターミネーター』
食いつくように見た記憶があるわい✨

っととととと、その話は置いておいて。

今回の映画のコンビもデカいのとチビじゃな。
大人と子どもじゃ。

しかも、今回の大きなポイントは、
”イスラエル人の大人”と”パレスチナ人の子ども”

という、相容れない組み合わせというところじゃよ。

場所はレバノンの首都ベイルート。
主人公の住んでいるところは、
シャティーラ難民キャンプじゃ。

シャティーラ難民キャンプといえば、
『レバノン』や『戦場でワルツを』でも触れたように、
キリスト教ファランヘ党による
パレスチナ人大虐殺事件のあった場所じゃ。

イスラエルがその虐殺を黙認していたということで、
イスラエル国内外で大問題になった。

この映画は、まさにその難民キャンプで暮らす
パレスチナ人の少年ファヘッドが1人目の主人公じゃ。

少年のお母さんはすでに亡くなっていて、
おじいちゃんとお父さんと暮らしている。

そして彼のお父さんは、イスラエルに奪われた故郷に
オリーブの木を植えたい大切に育てていたが、
夢が叶う前に殺されてしまう・・・。

一方、2人目の主人公、
イスラエル兵のヨニは飛行中に狙撃され、
パレスチナ人の捕虜になってしまった。

ということで、この映画は、
イスラエルの国境近くにある故郷に
オリーブの木を植えたいパレスチナの少年と、

イスラエルに帰りたいイスラエル兵が、
協力してレバノンを脱出する!話を描いた内容なのじゃ。

チロ丸チロ丸

ふ〜〜〜〜〜ん。
でもパレスチナ人とイスラエル人って、
水と油みたいなもんちゃうの💦

協力なんてそもそも無理そうやん💧

すぬ子すぬ子

たしかにね。
協力しあえるなら、こんな戦争起きてないやん💦

ドクターSドクターS

ほんまじゃな。

もちろん、最初から協力しあえていたわけではないぞ。

2人の心がどんなふうに打ち明けていくのかは、
映画を見てのお楽しみじゃわい✨

パレスチナで取材する日本人

ドクターSドクターS

そうそう、パレスチナで取材をしていた人の本を
読んだのでちょっと紹介しよう。

この本じゃ↓

ドクターSドクターS

この本の著者はどうやらイスラエルにも
住んでいたそうじゃ。

なにせ、かつての配偶者はイスラエル人らしいぞ。

しかし、中東でジャーナリストをし、
パレスチナの悲惨な状況を見て、
親パレスチナになったようじゃ。

特に、レバノン内戦や虐殺事件が
大きく影響したらしい。

だから、この本でもイスラエルに批判的な
ことも書かれているぞ。

まぁ、ただ、この著者の思想は置いておいて、
この本は非常に写真が多く、
実際の現地で著者が命懸けで仕入れた情報が
多く載せられているので、

興味があれば一度読んでみるがよい✨

すぬ子すぬ子

そやね。

イスラエルとパレスチナの
平和を望むなら、双方の意見や見方を
理解すべきやと思うわ。

チロ丸チロ丸

お!やったー!写真が多いんや⭐️

字が少ない本はボク向きやな!

すぬ子すぬ子

まったく、あいかわらず、チロ丸は呑気やなぁ🌀🌀

ユダヤジョーク

ドクターSドクターS

よし、では最後に恒例のユダヤジョークで行こうかの。

料金超過

ある女性が、小包を郵便局に出しに行った。

そして貼ってある切手の枚数が適当かどうか
確認してもらうため、
彼女は局員に小包の重さを量ってもらった。

「いえ、切手は貼りすぎていますよ」

と局員は言った。

彼女は非常に不安そうな顔になって答えた。

「まさか、遠くに行きすぎたりはしないでしょうね?」

すぬ子すぬ子

あはははは🤣

そうきたか〜〜〜〜!

もしそうなら宛名書く意味ないやん💦

にしても、今日から英訳つき!?


ドクターSドクターS

ほ〜ホッホッホ。

英語の勉強でもしようかと思ってな

チロ丸チロ丸

え〜〜〜〜〜!?

なんなん、その思いつき???

ドクターSドクターS

将来イスラエルに行くためじゃ!!!✌️

すぬ子すぬ子

あ!それなら私も行きたいからがんばる!!!

チロ丸チロ丸

お二人さん、んじゃ、ボクの通訳よろしくね〜〜〜😀

画像出展「Amazon」「日本の古本屋」

参考文献:「ジョークジョーク」