映画『ナチス第三の男』唯一成功した”ナチス高官”暗殺事件


ドクターSドクターS

我は、人呼んで鬼軍曹!ドクターSでござる!

チロ丸チロ丸

いやいやいやいや、ドクター。

ええええぇ💦

急にどないしたん?

なんかつらいことでもあったんかい?
話聞くだけなら聞くで。

ドクターSドクターS

お〜チロ丸よ。
おぬしはなんと優しいのじゃ・・・。

実はな、、、、

チロ丸チロ丸

・・・

ドクターSドクターS

って、いや!

何もないんじゃ!

映画を見ておったら、鬼軍曹みたいな人が出て来てな。
なんとなく言ってみただけじゃ。

ほーっホッホッホ。

チロ丸チロ丸

は?なんやそれ。
頭がついにおかしなったんちゃうかと心配したやん💦

人騒がせやなぁ。

で、なんやの鬼軍曹って?

ドクターSドクターS

お!よくぞ聞いてくれた!

実はな、ナチスの偉い人なんや。

こないだ紹介した映画にも出て来たんじゃが、
今回はその人により焦点を当てた映画じゃ。

前に出て来た映画は、『ヒトラーのための虐殺会議
これ、だな。

この映画で、一番偉い席に座っておった、
国家保安本部の長官じゃ。

覚えておるかな?

すぬ子すぬ子

あ〜覚えてる覚えてる。

「1,100人のユダヤ人殺すで!」って
会議で意気揚々と言うてた人ね。

アイヒマンの上司やろ。

ドクターSドクターS

そうじゃそうじゃ。その人じゃ。
名は”ラインハルト・ハイドリヒ”という。

前の映画では、見た目はそんなに怖い人には
見えんかったが、実は鬼軍曹みたいな人だったらしいぞ。

あの、ヒトラーには、「鉄の心臓を持つ男」
と呼ばれていたらしいし、

他にもこんなあだ名があったそうじゃ。

「金髪の野獣」

「死刑執行人」

「若き死神」

「絞首人」

どれもひどいな。

どれだけ人を殺しまくっていたかがよ〜くわかるわい。

ドクターSドクターS

それでじゃな、この映画のストーリーを
簡単に紹介すると、

これは、唯一、
ナチスのお偉いさんの暗殺が成功した実話を
元にした映画なんじゃ。

ヒトラーの暗殺なども幾度となくあったようだが、
結果的には成功しなかったからなぁ。

そういう意味ではこの事件の歴史的意義は
大きいと言えるじゃろう。

ちなみに、この作戦には”エンスラポイド作戦”という
コードネームがつけられたおったそうだ。

映画の前半は、暗殺されたナチス高官、ハイドリヒの
人生が描かれておる。

そして、後半は、視点が変わって、
暗殺者たちの様子が描かれておるぞ。

鬼軍曹ハイドリヒのことは、
「映画を見ておくれ」と言うにとどめて、
ここでは語るのはやめておこう。
まぁ、何せ、残酷な人じゃ。

ハイドリヒ以外で、
わしが今回初めて知って驚いたのは、
暗殺した側の人たちのことじゃ。

なんと、チェコスロバキアの軍曹なのだ。
もちろん、バックには連合軍の”イギリス”が
ついておるんじゃが、

東欧の人たちの中にも、
ただただ支配されるのではなく、
抵抗していた人たちがいたのじゃな、
と感動したわい。

すぬ子すぬ子

前から思っててんけど、

日本に住んでると、どうもヨーロッパのこととか、
肌感覚では理解できへんのよね。

まぁ、私のオツムが弱いんかもしれんけど、
学校で世界史とか勉強するやん?

でも、字面だけみても全然頭に入らんのよ〜。

東欧なんて、いっぱい国あるやん?
だから、どこの国かどこにあるかもうろ覚えやわ。

チロ丸チロ丸

すぬ子ちゃん!そんなん当たり前やろ!

ボクなんて、ヨーロッパは
イギリス、フランス、ドイツくらいしか知らんわ。

あ、あとイタリアもわかるかな。
なんせ、ブーツみたやしな🎵

すぬ子すぬ子

それ西ヨーロッパやん!

まったく。チロ丸は論外やわ。不勉強すぎ!

ドクターSドクターS

ほーっホッホッホ。

いやはや、確かに難しいからなぁ。

何を隠そう。
わしもまだまだ勉強中の身じゃ。

すぬ子ちゃんよ、まぁええではないか。
これから学んでいけばよいよい。

なにせ、東欧にはユダヤ人が
いっぱい住んでおったそうじゃからな。
まだまだ学ぶことはいっぱいあるぞ〜!

そうそう。
ここで、一つ。

東欧の中でも、ポーランドには
多くのユダヤ人が住んでおったんじゃが、
その理由を話そう。

実は、14世紀にポーランドの
カジミェシュ3世という王様が、

当時西ヨーロッパで迫害を受けていた
ユダヤ人を保護したんじゃ。

それにより、当時のポーランドの首都”クラクフ”には、
多くのユダヤ人が住むことになり、

なんと、第二次世界大戦までは、
ポーランドの人口の1割弱(350万人)が
ユダヤ人だったそうじゃ。

ワルシャワに限って言うと、人口の3割が
ユダヤ人だったそうだ。

チロ丸チロ丸

へぇ。ポーランドには、
そんな仏さんみたいな王様がおってんなぁ。

しかも名前がなんて?

かじゅみしゅ?

すぬ子すぬ子

”カジミェシュ3世”ね!

チロ丸チロ丸

え〜💦
すぬ子ちゃん、一発で覚えたん!?

頭良すぎるやん。
ボクなんて発音するのすらできへんわ。
その名前、舌噛みそうやん💦

すぬ子すぬ子

それは間違いないね。
私は噛んだわ!

でもさ、ドクター。
その王様、成功したんちゃう?

だってさ、ユダヤ人味方につけるなんて、
めっちゃセンスある王様な気がするわ〜。

ドクターSドクターS

お!すごいな、すぬ子ちゃんの勘は!

大当たりじゃ!

ポーランドで唯一”大王”と言われるくらい、
立派な王様らしいぞ。

すぬ子ちゃんの勘にはあっぱれじゃな。

隠し事もできんなぁ。怖い怖い💦

すぬ子すぬ子

なんやのそれ!!!

って、ドクター。

映画の話からめっちゃ脱線してるけど、
っていうか、今更やけど、そもそもこの映画も
”ユダヤ人について”ではないよね。

ドクターSドクターS

ははは!

鋭いツッコミありがとう。

しかしな、ユダヤ人を語る上で、
ナチスやホロコーストは絶対に外せん話題じゃろ。

だから、ユダヤ人について学ぶと、
そのユダヤ人を迫害していた相手にも視点がいくんじゃわい。

これはナチスだけに限らず、
もちろん、ローマ帝国とか、ロシアとか、
あるいは、今現在問題になっている
”ハマス”や”イラン”もな。

なにせ、ユダヤ人の関係することは
世界中にあるからな。

そういうことで、
これからも、幅広に勉強していこう!

チロ丸チロ丸

よし!じゃあ、最後にボクの
ユダヤジョークで〆させてもらおう!

今回は簡潔にいきまっせ〜✨

片足鳥

動物園で小学生たちが、フラミンゴ🦩を見学していた。

小学生「フラミンゴはなぜ片足で立つんですか?」

飼育員「両足をあげたら倒れちゃうからだよ」


すぬ子すぬ子

あははははは🤣

なんなんそれ!当たり前やん。

そういうボケてるところがいいよね。

 

画像出展「Amazon」

参考文献:「ジョークジョーク」