映画『ヒトラーを欺いた黄色い星 』ドイツ人みなが悪ではない


ドクターSドクターS

さぁ、お二人よ。

今日は、ナチスのお膝元、ドイツのベルリンで、
終戦まで生き延びたユダヤ人の話をしよう!


すぬ子すぬ子

え!?ドクター何いうてんの?

ナチスドイツの中心地の話でしょ?
そんなん、ユダヤ人が生き延びれるはずないやん!

「全員皆殺しじゃ〜〜〜!」
ってなったに決まってるやん

ドクターSドクターS

まぁ、そうじゃな。
表面上はそういうことになった。

前に紹介した映画『ヒトラー〜最期の12日間〜
にも出てきたゲッベルス宣伝相が、

1943年6月に華々しく、
「ベルリンからユダヤ人を一掃した!」と
宣言したんじゃ。

ところがどっこい、なんと、
7,000人ものユダヤ人が潜伏しており、
そのうち、1,500人が終戦まで生き残ったそうじゃ。

チロ丸チロ丸

ひゃ〜。長いなぁ。
2年も隠れてたってこと!?

超ロングかくれんぼやん。

すぬ子すぬ子

こら!何が”かくれんぼ”や!

そんなお遊びちゃうやろ!

不謹慎やなぁ、相変わらず💦

ドクターSドクターS

まぁまぁすぬ子ちゃん、落ち着いて落ち着いて。

いつものことじゃないか。ほーホッホッホ。

ということで、今回紹介する映画は、
ベルリンに潜伏していたユダヤ人4名のお話じゃ。

もちろん、実話をもとにした映画で、
実際に当時潜伏していた人たちの
インタビューを交えながら、展開していくぞ。

男性2名、女性2名のいずれも16歳〜20歳ほどで、
当時若かった人たちの体験談じゃ。

みな、いろんな人に匿われながら、
辛い思いをしつつも、なんとか生き残った。

中でも、わしがさすがじゃなぁ、と
思ったのが、ツィオマ・シェーンハウスさんという若者じゃ。

この人が演じておる↓

とっさに気の利いた嘘をつけるくらい頭の回る人なんじゃ。
そして、実は、この人も、ユダヤ人の身分証を偽造して、
大金を儲けるんじゃよ。

前に紹介した『ヒトラーの贋札』の主人公みたいじゃよ。

ニセモノが作れるというのは
金になるもんなんじゃな!

わしもいっちょやってみようかのおぉ!

ほーホッホッホ。

すぬ子すぬ子

はぁ・・・。

もう、ドクターまでなに言うてんねん💧

ドクターSドクターS

まぁまぁ、それは冗談として、

この映画で大事なのは、
ユダヤ人を助けようとしたドイツ人が
たくさんいた、ということじゃ。

一説には5万人にも及ぶらしい。

つまり、同時のドイツ=ナチスでは
決してないということじゃな。

大戦中のドイツ人=”悪”

と思ってしまいがちだが、
中にはナチスに反対していたドイツ人も
いるということじゃ。

チロ丸チロ丸

なるほどねぇ。

そりゃ考えてみたら、
世の中いろんな考え方があって普通よね。

ほな、ちなみに、どんな人が
ユダヤ人を助けてくれたん?

ドクターSドクターS

いろんな人がいたようじゃよ。

例えば、共産主義者、社会主義者、自由主義者、
キリスト教徒など。

なかには、保守的国家主義者もいたようじゃ。
つまり、ナチスを応援するような人の中にも
ユダヤ人を助けてくれる人がいたということじゃな。

実は、この映画の中にも、
ドイツ国防軍の人が出てくるんじゃが、
ユダヤ人とわかっていて
何も言わずにいてくれたそうだ。

「ハイル・ヒトラー(ヒトラー万歳)」と
表向きは言いながらも、
ユダヤ人を匿ってくれた人たちもいたんじゃなぁ。

すぬ子すぬ子

まぁ、当時はそうなるよね。

ナチスのこと公然と批判したら
自分が血祭りにあげられるんやもん。

そりゃ、誰でも応援してるフリするわ。

実際、当時って、そこら中に収容所が
あったんでしょ?

何千とかかな?


ドクターSドクターS

いやいや、何千どころではないぞ。

2万くらいあったそうじゃ。

よくもそんなに作ったもんじゃのぉ💦
わしも驚いたわい💦

ユダヤ人のみならず、”国家の敵”とされたものは
ことごとく捕まえられておったようじゃな。

ドクターSドクターS

ということで、
4人の若者のストーリーは
実際に映画を見てみておくれ。

みなそれぞれに大変な思いをされているぞ。

では、最後に恒例のユダヤジョークで〆よう!

チロ丸チロ丸

あれ。今日はなんかいつもより
あっさりした説明やな💦

まぁ、そういうときもあるか!

じゃあ、ジョークよろしく🤩

女ドロボウ

ある女銀行ドロボウの話。彼女は新聞に

「指名手配 年齢40〜45歳の女」

と書かれて憤慨した。

そして訂正の記事を出すように新聞社に要求し、

「ちょうど31歳、容姿端麗の美女」

と書かせた。


すぬ子すぬ子

あはははは!

どこにこだわってるねん!?

っていう・・・。

画像出展「Amazon」

参考文献:「ジョークジョーク」