映画『十戒』出エジプト、一神教の基礎をきずいたモーゼ！

さぁ！今日も張り切って行こ〜！

今回紹介する映画は、、、、

なんと！！驚くなかれ！！

時間にして３時間４０分の大作で、
なにせ、一神教の律法の元祖！ともいえる、
あの”モーーーーーーーーーーゼ”！の
映画じゃ〜〜〜〜〜〜。

お〜。

なんやドクターひとり、熱くなってるなぁ。

いやいや、そこのお二人さんよ！
シラっとしてる場合ではないぞ！

わしはいつも前向き！
”明日は今日より良くなる！”
というユダヤの精神で日々まい進しておるんじゃよ。

ふたりにも学び多き映画を見てもらおうと思って、
毎日毎日考えておるんじゃ！

”明日は今日より良くなる！”かぁ。

さすが、ユダヤマインド、頼もしいな✨
ボクも見習うわ！

で、今日はモーゼさんの話って？

確かにモーゼさん、有名やなぁ。
ボクでも聞いたことあるもん。

せやけど、どんな人かは知らんねんなぁ🌀

ということで、ドクター説明よろしく〜！

もちろんじゃ！

モーゼさんの活躍時期は、紀元前１３世紀、
あるいは紀年前１６世紀とも言われておるが、
とにかく、アブラハムさんよりは後で、
初代王サウル王よりは前じゃ。
（サウルさんは映画『サムソンとデリラ』に
出てきた人でサムソンの後に活躍した人）

モーゼが生まれたころ、
ヘブライ人はエジプトで奴隷として
働かされていた。

ところが、どんどんヘブライ人が増えていくので、
時のファラオ（エジプトの王様）は、
「新しく生まれるヘブライ人の男の子を殺してしまえ！」
という命を出した。

これは大変だ！ということで、モーゼのお母さんは、
モーゼをカゴの中に入れて、ナイル川に流した。

すると、これまた何という偶然💦
ファラオの娘さんがその赤ちゃんを拾って、
自分で育てる！と言って、モーゼをエジプト人として
育てることになったんじゃ。

時がたち、モーゼは誰よりも強く、立派に育った。
そして、次期ファラオになろうとする今にもその時、

なんと、自分が奴隷である
ヘブライ人の子供であることを知る。

自分がヘブライ人と知ったモーゼは、
奴隷として働く同胞の苦しみを
なんとかしたいと動き出す。

しかし、そこで、またしても苦難が立ちはだかる。

ヘブライ人を助けようとして、
誤ってエジプト人を殺してしまったのだ。

モーゼは追われる者となってしまい、
エジプトを出て砂漠を放浪することになる。

そして、ここからじゃな、
モーゼさんの力が発揮されるのは・・

あはははは！

せっかちのすぬ子ちゃんは
もうしびれを切らしてしまったか。

よしよし。
続きは、できるだけ簡単に話そう。

モーセは羊飼い娘と結婚し、
しばらく幸せに暮らしておったんじゃが、

ある日、神の声を聞く。

「おまえがエジプトのヘブライ人を脱出させて、
”約束の地”に導いていけ」と。

モーゼは、そんなことが自分にできるのか！？と
ためらうものの、

神の御言葉にしたがってエジプトに向かい、
ファラオをとことん困らせまくって、
ついに、ヘブライ人の解放を勝ち取るんじゃ！

モーゼがエジプトをとことん困らせる様子は
ぜひとも映画を見てみておくれ。
エジプトが悲惨なありさまになるぞ〜。

奴隷から解放されたヘブライ人たちは
意気揚々と砂漠を歩いていた。

ところがどっこい！

エジプトのファラオは、
一度はヘブライ人の解放を許可したにもかかわらず、
気が変わって、軍隊にヘブライ人の後を追わせたんじゃ。

ヘブライ人たちは、とにかく逃げる逃げる！
しかし、エジプト人はどんどん追いかけてくる！

どうするモーゼ、ピンチだ！！

というときに、出てくるのがこのシーン！

この場面はふたりとも
知っておるんじゃないかな？
めちゃめちゃ有名なシーンじゃよ。

モーセが杖をふると、あら不思議！
海がパッカ〜〜〜〜〜ンと真っ二つに割れて、
なんとお見事！通路ができちゃった💦

そんなことが本当におきたのかどうかは
神のみぞ知る、、、の世界じゃが、

これで無事にヘブライ人はエジプト人から
逃れられたのじゃ。

めでたしめでたし・・・

なんてわけにはいかないぞ！

あのユダヤ人がこれで終わるなんて
生やさしいわけがない！

モーゼはその後、シナイ山で
あの有名な、”十戒”を神から授けられる。

しかし、この戒律を守らないユダヤ人がいたため、
神が怒り、その後、４０年間も
砂漠をさまようことになるのじゃ。

ひぇ〜。
めでたくエジプト脱出したのに、
４０年も砂漠をさまようんかいな！？

まったくもって、波瀾万丈の人生やな〜。
さすが、ユダヤ教の英雄モーゼさん、
お疲れ様でした、って感じの人生だわ〜。

もしそのままエジプトの王様になってたら、
どうなってたんやろ！？

って思うけど、
そんなことはユダヤの神様が許すわけないか。

ところでさ、”十戒”ってなんなん？

十戒とは１０個の戒律の意味で、
ざっくり言うと、”生きていく上での決まり”
みたいなもんじゃな。

このルール、実は人類の歴史の中でも
非常に画期的な内容なんじゃよ！

律法のようなものは、モーゼの十戒以前にも
世界にはいくつかある。
なかでも、特に有名なのは”ハムラビ法典”じゃな。

しかし、これらの有名な法典と、
この十戒には、大きな大きな違いあるんじゃ。

それは、この十戒は、世界で初めて
”人の命が大事だ”と規定したのだ。

それまでは、人の命より財産の方が大事であったが、
この時初めて、人間の生命の大切さが説かれたルールが
制定されたのじゃ。

では、具体的に十戒の内容を見てみよう

ほんまや！

人を殺さない、とか、人のものを盗まないって
ボクでもわかるやん。

ほーホッホッホ。

確かにそうじゃな。

この基本ルールを神から授かったモーゼは
ユダヤ教のみならず、キリスト教やイスラム教でも
非常に重要な人物だとされておるんじゃ。

そうじゃな。

で、そうそう、話は変わるが、
この映画、なかなか個性キャラが出ておってな。

その辺も見ものじゃよ。

わしが面白くてクセが強いなぁと思った俳優の2名を
手短に紹介するぞ！

いずれもユダヤ人なんじゃ！

まずは、ラムセス２世役の”ユル・ブリンナーさん”

とにかく、筋肉がムキムキでびっくりするんじゃが、
丸坊主がトレードマークらしく、
他にもたくさんの映画や舞台で活躍されたそうじゃ。

そして、もう1人がこの人。

この写真では紳士っぽく写っておるが、
映画では、金と権力と女にしか目のない
意地悪おっさん的な役を
うま〜く演じておられるぞ。

その演技力はさすがで、
ハリウッドのギャング映画では
欠かせない存在と言われるまでに
活躍したそうじゃ。

活躍するユダヤ人俳優さんをみると
うれしくなるなぁ⭐️

映画の内容はもちろん、
俳優さんも味があるなんて、
めっちゃおもしろそうやわ！

３時間４０分もあるなんて長いけど、
ひまなボクにはサイコーの娯楽！

ということで早速見てみるわ。

ありがとう〜

もちろんじゃ！ではいくぞ！

あはははは！

おもしろすぎるやん！

診察待ちちゃうねんから。
赤ちゃんなんていつ生まれてくるかわからん！っちゅーのに。