お〜〜〜〜〜い!!だれか〜〜〜!!!
大変なことがおきたわい!
なんなん!?騒がしいなぁ〜。
年甲斐もなく何叫んでんの!?
ほんまやで、ドクターS。
ボクら、美味しいバタークッキー食べながら
紅茶タイムやったのに、台無しやんか。
いやいや、すまんすまん💦
だがな、あまりにびっくりしたニュースを見つけたもんでな。
わたしらの優雅なティータイムをぶち壊すほど
大事なニュースって何なん!?
超正統派ってなに?
あ、あのヒゲもじゃで、もみあげも伸びっぱなしの人ら?
いかにもユダヤ人ですーっていう典型みたいなのね。
で、その人たちがなに?
少し前提から話そうかな。
イスラエルというのは、建国当初から、
「兵役義務」が法律でさだめられている。
国民は、18歳以上になれば、
男性は2年8ヶ月(現在は3年に延長されている可能性あり)
女性2年の期間、兵隊として働く義務がある。
しかし、超正統派と言われる人たちは、
建国当初から兵役が免除されている。
兵役が免除されている理由については
長くなるので今回は割愛するが、
建国当初はあくまでも暫定的な処置として
兵役義務が免除されていたに過ぎなかった。
しかも、当初は兵役義務が免除されるのは、
400人と上限が設けられていた。
しかし、1967年の第三次中東戦争の後に、
800人に引き上げられた。
さらに、1977年、政治的理由により、
兵役免除枠の上限が撤廃されたのだ。
それでも、その当時は超正統派の兵役対象者は、
全体の3%程度で、
イスラエル全体で見ると、
そこまで大きな影響はないと見られていた。
しかし、そこからどんどん増加の一途をたどることになったのじゃ。
へぇ。超正統派の人たちって、
聖書とタルムードの勉強ばっかりしてるって
聞いたことあるわぁ。
しかも、働かんと勉強ばっかりしてるから、
国の補助金で生活してるらしいやん。
そんなん、国民から不満出てこ〜へんの?
さすが、すぬ子ちゃん。
もちろん、不満は出まくりじゃよ。
「兵役は国民の義務だろ!」「不平等だ!」
という声は当然あがっており、
裁判所で論じられておるくらいじゃ。
そして、2024年3月には、
「兵役に就いていない超正統派が学ぶ
ユダヤ教学院(イェシバー)には、
国からの給付金を打ち切る」
という発表がされたぞ。
しかし、超正統派からは依然として
反対の声があがっており、今後もどうなることやら。
そんな話があったんやぁ。
全然知らんかったわ。
でもさ、こんなニュースが日本でも報道されるって、
2023年10月7日のハマスの一件があったからよな。
まだ戦争してるし、軍人が足りないっていうのは
現実問題なんやろうな。
そうじゃな。
実際、兵士が足りないので、兵役期間の延長や、
予備役兵の招集年齢の引き上げなどが検討されておる。
ハマスとの戦争、いつ終わるんやろうか・・・。
そうじゃなぁ。
ハマスとの一件の前には、せっかく、
エルアル航空(イスラエルと東京との直行便)
が運行するようになって、
わしも数年後にはイスラエルに行くぞ!と
思っておったのに・・・。
まぁ、まぁ。
いつか戦争が終わって、イスラエルに行ける日を
夢見ながら勉強に励んだらえんちゃうの?
そうじゃな、チロ丸。
励ましてくれてありがとうや。
せっかくのお茶タイムに悪かったの〜。
ではでは、続きを楽しんでおくれ。
参考文献:みるとす(2024年8月、2017年8月)