
現実に起こったらシャレにならん!

さ〜〜て。
今日はまたイスラエルとパレスチナの映画を
紹介しようかのぉ。
今日の映画はなかなかとんでもないぞ💦
もし本当にこんなことがあったら大変じゃ。

ってことは、今回の映画は
フィクションってことね。
どんな映画?

そうじゃ。フィクションじゃよ。
そして、今回の映画は、
2012年の第25回東京国際映画祭で、
最高賞となる”サクラグランプリ”と
”最優秀監督賞”をダブル受賞した作品でもある。
題名は『もうひとりの息子』という映画で、
簡単にあらすじを説明すると、
なんと!!!!
生まれたばかりの子供を取りちがえるという、
とんでも話じゃ。
しかもそれが、まさかの
イスラエル人とパレスチナ人を
とり違えてしまうという、
あってはならないような話なんじゃ。

ひぇ〜〜〜〜〜💦
そんな恐ろしい話あるん💦
あ、そういえば、前に映画『十戒』って
教えてくれたよね。
あれも、モーゼさんはエジプト人の子供として
育てられてたけど、実際には奴隷のヘブライ人やった
ってやつやん?
当時のエジプトとヘブライって、
支配する側とされる側やろ?
現代にイスラエルとパレスチナも
似たような状況やん💦
そんな状態で子供がチグハグになったって、
うわぁ〜〜〜〜〜恐ろしすぎるやん😱😱😱

ほ〜〜〜〜。
チロ丸にしてはなかなかの着眼点じゃな。

え、てかさ、そもそも、
人種とか民族とかの話うんぬんの前に、
赤ちゃんをとり違うってこと自体、アカンやん💧

そ、そ、それはもちろんじゃよ💦
まぁ、まぁ、そこはフィクションということで、、、。
とはいっても、過去に日本も含めた世界で
赤ん坊のとり違えは現実に起こったそうじゃがな。。。
ただ、この話はここでは置いておこう。
どんな内容?

では少し詳しく話すぞ。
まずは、1人目の主人公ヨセフさんについてじゃ。
一家はテルアビブに住む、フランス系ユダヤ人。
両親ともフランス人なので、
家ではヨセフさんもフランス語で会話しておる。
彼は18歳になり、兵役義務のため、
健康診断を受診したところじゃ。
夢はミュージシャン🎵
一方、もう1人の主人公はヤシンさん。
パレスチナに実家はある。
パレスチナといえば、言わずもがな、
イスラエルが管理している土地である。
彼は成績が非常に優秀で、
大学の試験のため、パリに行っていた。
そして、将来は医者になるため、医学部を目指しており、
医者になれる8年後には
パレスチナに病院を作りたいと思っているんじゃ。
もちろんふたりとも、
「自分はユダヤ人、自分はパレスチナ人」と
一瞬たりとも疑わうこともなく、
それぞれがそれぞれの世界で18年間生きてきた。
しかし、、、、、
18歳になったある日。
とんでも無い事実を突きつけられることになるのじゃ。。。

いや〜〜〜〜。
18年間って長すぎるよね。
そんな大きくなってから、
今まで生きてきた世界が、実は
自分が本来生きるべき世界ではなかった、
って言われても、どうしたらいいん??
って思うよね。
頭ん中パニックやと思うわ。

ほんとそうやんなぁ。
ボクもいきなり
「君は、実はべつの子ととり違えたんや。
ほんまは、人間の子やったんやで」
って言われても、チロ丸として生きてきた
ボクはどうなるんや!?って思うもんね。

アホか!
人間の子とあんたを間違えるわけないやろ!
そんなマヌケな人間おるかい!

あはははは!🤣
そりゃそやな🤣🤣🤣
あいかわらず、厳しいツッコミやん!

ほーホッホッホ。
いつもながら、チロ丸のおふざけは置いておいて。
この映画での本人はもちろん、
双方の両親の受けたショックが
想像を絶するじゃろ。
まぁそれでも、わしは思ったんじゃが
やはり母親は強いしバランスが取れておるわい。
一方の父親は、かたくなに否定するばかりで、
言葉も少なく、コミュニケーションを取るのも
めっぽう下手じゃなぁ。
家庭に優しいお母さんが必要というのは
よくわかる気がしたな。

太っ腹かあちゃん!
ってことね。

もううるさいわい!
あんたはちょっと黙っとき〜〜〜!

ひょえ〜〜〜〜〜💦ごめんなちゃい🙇
ユダヤ教、そしてユダヤ人とは

そうそう。
あともう一つ、わしが印象的だったのは、
イスラエル家の子として育ったヤシンが
ラビの元に行く場面じゃ。
ヤシンは「割礼もしてバルミツバの成人の儀もした。
ユダヤ人として生きてきたのに、
自分はユダヤ人ではないのか?」
とラビに尋ねる。
しかしラビは、
心から望めばユダヤ人になれる。
そのためには改宗が必要だ。ユダヤ教は単なる信仰ではない。
”状態”なのだ。
生まれにもとづく精神的なあり方だ。
実母がユダヤ人ではないなら、君も違う。取り違えられた子は
実母がユダヤ人なので、
生まれながらにユダヤ人だ。決まりなのだ。
ラビにそう言われたヤシンは絶望する。
自分はユダヤ人である、ということが
大切だったのに、その大前提が
無くなってしまったんじゃ・・・。

うわぁ。。。それはほんまに絶望する。
自分の拠り所がなくなるってことよね。
もう自分が自分でなくなるって気さえするわ。
目の前真っ暗やぁぁぁ・・・

そうじゃなぁ。
自分はユダヤ人だと思っていたのに
実はパレスチナ人だった・・・。
自分はパレスチナ人だと思っていたのに
実はユダヤ人だった・・・。
そんな全く真逆の事実を知らされる2人が
何を思い、何を感じるのか。
そして、家族はどうするのか。
ぜひこの映画を見てみて欲しいぞ。
なにせ、最初に言うたが、
東京国際映画祭で、
最高賞と最優秀監督賞をダブル受賞した作品じゃからな!
見る価値は大いにあるぞ✨
では、最後はユダヤジョークで〆よう!
ユダヤジョーク
ガムの効きめ
イスラエルのエルアル航空機での話。
あるお婆さんが、初めて飛行機に乗って
アメリカに行く時だった。離陸してまもなく、お婆さんは客室乗務員に
「鼓膜が張ってしょうがない」
と訴えた。
そこで客室乗務員はお婆さんにチューインガムを渡し、
「それは飛行中よくあることですから、ご安心ください」
と言った。
ニューヨークに着くと、お婆さんは客室乗務員にお礼をいった。
「えらいお世話になりました。
チューインガムはよう効きましたわ。
でも、どうやって耳から取るんですかいの?」The Effectiveness of Gum
This happened on an El Al flight from Israel.
An elderly woman was flying for the first time in her life, heading to America.
Shortly after takeoff, she called over a flight attendant and said,
“My eardrums feel so tight, it’s unbearable.”
The flight attendant handed her some chewing gum and said,
“That’s a common issue during flights. Please don’t worry.”
When they arrived in New York, the elderly woman thanked the flight attendant.
“Thank you so much for your help.
That chewing gum really worked.
But… how do I get it out of my ear?”

え!耳に入れたんかいおばあちゃん!?
画像出展「Amazon」
参考文献:「ジョークジョーク」