お、チロ丸よ。久しぶりじゃないかい。
最近どうしておったんじゃ?
ドクター、チロ丸にそんなん質問するなんて、愚問やん!。
ぐうたらしてるに決まってるやん。
すぬ子ちゃん!それはもちろんぐうたら三昧やで!
ボクから”ぐうたら”取ったら、何が残るねん!?
あはははは!
せやけどな、最近、ぐうたらしながら、
ユダヤジョークの本読んでるねん。
ボクもジョークうまくなりたいなぁ、と
思って読み始めたんや。
え〜〜〜〜〜💦
びっくりするわ。チロ丸が本読むって!?
アカン><怖すぎる><
南海トラフが来るのが早まったんちゃうか!?
ほーホッホッホ。
すぬ子ちゃん、えらくヒドイ言いようじゃなぁ😃
相変わらず、厳しいのぉ。
にしても、チロ丸は大進歩じゃな。
ぜひユダヤジョークを身につけて、
披露してほしいもんじゃ。
では、さてさて。
この辺でまたまた映画の紹介でもさせてもらうかのぉ。
ドクター、最近映画見まくってるやん。
今度は何の映画なん?
その前に、一つ質問じゃ。
2人は、”アウシュヴィッツ”は知っとるか?
へ?今さら何言うてんの?
さんざん、今まで映画見てきたやん。
それに、日本人なら中学校の教科書とかにも
出てくるんじゃ無いの?
地球人として、もはや常識レベルの教養やわ。
なんと、すぬ子ちゃん!
頼もしいのぉ。
ところがじゃ。
この映画を見てみるとわかるが、
当時は、ドイツ人すら、アウシュヴィッツのことを
知らない人もいたようじゃ。
ナチスが秘密裏に進めていたからなんじゃろうが、
もしアウシュヴィッツ裁判が行われていなかったら、
それこそ、今はすぬ子ちゃんの言う
”知ってて常識”にはならず、
闇に葬り去られていたかもしれんな。
実際、みな、戦争の時の暗い過去を
忘れたがっている状況だったようじゃからな。
さて。
ではここで、ようやく映画の説明じゃが、
この映画は以前に紹介した、
『アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男』
で登場した
”フリッツ・バウアー検事総長”の部下が、
奮闘に奮闘を重ねて、歴史的偉業である
”アウシュヴィッツ裁判”を起こすまでの
ストーリーじゃ。
ワシは前の映画を見ても思ったし、
さらに、今回の映画を見ても改めて感じたが、
戦争が終われば、結局みんな、
”悪いのすべてヒトラーだった”と
全責任をヒトラーに押し付けて、
自分のやったことには
何も感じていないのだなぁ、ということじゃ。
実際に、1963年に
アウシュヴィッツ裁判が行われてから20ヶ月間の間、
19人の元親衛隊が訴えられたそうじゃが、
1人も自責の念を口にしなかったそうだ。
みな、アイヒマンのように、
「自分は組織に忠実に働いただけだ。
それがたとえ殺人であろうとも・・・。」
と自己を正当化していたんじゃろうな。
なぁ〜んや。やっぱりナチスの人らって、
なんも反省しとらんのや。
そうじゃなぁ。
なにせ戦争という非常事態じゃし、
上からの命令に逆らえば、自分や家族の身が危ない。
生きるためには仕方ない、ということなんじゃろう。
ただ、”反省くらいせんかい!”
と言いたいところじゃがな。
そうそう!そうじゃ!
もう一つ言っておかんといけないことがあるんじゃ。
この映画の中に、とんでもない医師の存在が出てくる。
“ヨーゼフ・メンゲレ”
別名、”死の天使”じゃ。
別名も恐ろしいじゃろ。
ネットなどでも調べてみるといいが、
ユダヤ人を使って、人体実験をしまくったんじゃ。
特に、双子に興味があったらしく、
人体実験を繰り返した挙句、最後は、
その双子の背中をくっつけて、縫い合わせる
という、世にもおぞましいことをしたらしい。
は!?なんなんそれ?
その医者、ただのアホちゃうの?
まともに考えてそんなんめちゃくちゃ痛くて、
血が流れるだけやん💦
そもそも、ほんまに医者なんかいな。
そんな医者、医師免許剥奪やろ💦
そうじゃな。
そんな狂った人体実験をしようとするくらい、
ユダヤ人をさげすみ、
物扱いしておったんじゃろうな。
わしも人間のすることなのか!?と、信じられん思いじゃ。
ちなみに、医者としての資格は
戦後になって取り上げられておるぞ。
この映画では、新人の検事が、なんとかこの
悪魔のような医師を捕まえようとするんじゃが、
結局、この医師は死ぬまで捕まることは
なかったんじゃ。
ドイツ政府はじめ、周りに守られておったんじゃろうな。
なんとも悔しい話じゃ。
この医師は捕まえられなかったが、
歴史を塗り替える大裁判の開催が
成し遂げられるまでのストーリーを
ぜひ見てみるがよい。
ほ〜い!
見て勉強しま〜す⭐️
あ、じゃぁ、最後に、今回はボクが
最近本で読んだジョークを披露するわ。
お、やるやん!
お手並み拝見といこうかしら。
まかせとき!
最近戦争映画の話が多いので、戦争の話でいくわ。
一人一殺
上官が命じた。
「兵士たちよ。敵軍はわが軍と同じ兵力である。
いいか。兵士1人あたり、1人の敵を殺せ!」
兵士の1人がはりきって言った。
「上官!では、私は2人引き受けます!」
すると、もう1人の兵士が言った。
「それでは、私を帰らせてください」
あははははは!
確かに、誰かが2人殺せば、1人分の仕事は
なくなるから、兵士1人帰ってもいいってことね。
言うてることは正しい!
けど、戦争中にそんなこと言える雰囲気なら
そもそも戦争になんかなってないよなぁ。
なかなか、手短でおもしろくて
よかったやろ?
またネタ仕入れとくわ!
ほなまたね〜!
チロ丸も成長したもんじゃなぁ。
わしもますます勉強しないといかんな。
ほーホッホッホ。
ではさらばじゃ〜!
画像出展「Amazon」
参考文献:「ユダヤジョーク集」